ミニ四駆で学ぶ情報収集超入門⑥
公開日
2025年1月9日
更新日
2025年1月26日
WAKARAのマスログ(mathlog)ミニ四駆シリーズの第6弾
綱島佑介が送る「遊びで学び」のミニ四駆バージョン。
厳密なものではなく、ゆる~くデータ収集や分析を行う内容です。
今回は待ちに待った「モーター」を交換して検証!!
ノーマルモーターで一番早かった仕様でモーターを変えたらどのくらい早くなるのか???
【主な内容】
1.モーター種類と関係性について
2.早速、モーターを変えてみる
3.改めて考えてみる
4.今回のまとめ
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➡ https://wakara.co.jp/mathlog/20210327
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モーター変更の検証
今回は、ミニ四駆のモーターを変更して、その効果を検証しました。使用するモーターは、片軸モーターを選びましたが、両軸モーターについても興味はあります。まずは私のマシンに最適なモーターを選ぶために、モーターの種類とそれぞれの特性について考察しました。モーターの違いによって、スピードやパワーにどのような影響が出るのかをしっかりと確認しました。
モーターの種類とその関係
私がミニ四駆に再び挑戦した時、モーターの種類がかなり増えていて驚きました。そのため、いろいろなサイトを参考にして情報を収集しました。特に、モーターのスピードとパワーの関係に注目しました。青い部分が片軸モーター、オレンジ色の部分が両軸モーターで、スピードやパワーの関係が示されています。例えば、片軸モーターの中ではウルトラダッシュが最強だとされており、私はこのモーターで検証を進めました。
スピードとパワーの関係
スピードが速くても、パワーが足りないと減速からの回復に時間がかかるということがわかりました。そのため、短いコースや障害物が多いコースでは、スピードだけでなくパワーも重要になります。反対に、スピードが遅くてもパワーがあれば、減速からの回復が早くなり、結果的にタイムが短縮されることもあります。これらの関係を考えながら、モーターの特性を最大限に活かせるセッティングを試行錯誤しました。
モーターを換えてみた結果
実際にモーターを変更して試走をしてみたところ、回転音がまったく違うことに気付きました。その音を聞いただけで、モーターがすごく速くなった感じがしました。しかし、実際にコースに乗せてみると、ほとんどコースアウトしてしまいました。特に、モーターが速すぎてコントロールが難しくなり、コースを走るのが一苦労でした。
試行錯誤と方向性の決定
最初はモーターを変えたことで、どんな結果が出るのかを楽しみにしていましたが、コースアウトが多くて方向性が見えなくなってきました。そこで、車体の設定を見直し、コースレイアウトに合わせてアプローチを変える必要があると考えました。例えば、立体交差を降りてきてからのカーブで車体が浮かないようにするため、車高を下げたり、ローラーを追加してみることを考えました。
パーツの追加と検証
車体の重さやパーツの組み合わせが、コースアウトに影響することがわかりました。軽すぎると浮いてしまい、重すぎると速度が落ちてしまいます。そのため、パーツを少しずつ調整して、車体のバランスを取ることが重要だと実感しました。ローラーやダンパーの取り付けを試みた結果、まだ完全には安定しなかったものの、次回の検証に向けての課題が見えてきました。
次回のステップ
今回の検証で、モーターの性能がどれほど重要かを再認識しました。次は、ギアやタイヤ、ホイールを変えて、さらに走行性能を向上させる方法を探ります。また、ローラーや補助プレートを変更することで、どのようにタイムが変わるのかも検証していきます。次回の改造にもご期待ください!