数学に関するオモシロブログ マスログ

2017/09/30

【開催報告】「数学する身体」実践ゼミ第二期終了しました!

今年2月18日に好評のまま第一期「数学する身体」実践ゼミが終了しましたが、その翌日2月19日よりガイダンス回という形で第二期のゼミを開始しており、9月24日に全5回の日程が終了しましたので報告いたします。

本ゼミは小林秀雄賞受賞作「数学する身体」著者である森田真生氏を講師に迎え、数学の歴史2500年を体感していくゼミになっています。

第一期同様、講義だけでなく作図や計算の演習やグループワークを行い、数学の各時代を体感し、その時代の数学の風景を感じ取れる内容となっておりました。

第一期からのリピーターも複数名おり、森田真生先生の人気が伺えました。

各回のタイトルも第一期と同じで以下の通りです。

第1回『身体感覚で「原論」を読む』
第2回『古代から近代へ~「記号」の変容~』
第3回『デカルトの数学革命~「幾何学」を読む~』
第4回『19世紀数学の「存在論的転回」』
第5回『「論理」と「言語」の再創造』

同じタイトルでありながら、第一期にはなかったお話も多く、「何度参加しても楽しめる」、また「何度も参加して理解したい」と感じさせる構成となっておりました。

初回と最終回のゼミ後は会場でそのまま懇親会を行いました。参加者の方々の普段お仕事や、ゼミに参加した目的はバラバラでしたが、 全5回のゼミを通して交流が深まりました。

とても素敵な感想も頂きました。

「 最先端かつ独特のテーマで『知』に触れさせていただきました。数学だけでなく、ヴィトゲンシュタインとか哲学の話がとても面白かったです。またグロタンディークとかぶっ飛んだ天才も知ることができて刺激的でした。先生の話すことの何分の1かしから理解できていないことが残念ですが、勉強を続けていこうと思います。」 東京都在住 男性 30代 会社員 N.Y.様

「自分が現在学んでいる数学の思想的な位置付けが有機的な理解になり、非常に学びが多いものになりました。数学の知識量に関わらず、参加できる構成が非常に良かったと感じました。奨学制度を活用させていただけて自分の数学感の形成にとって大きなものとなりました。ありがとうございました。」 東京都在住 男性 20代 学生 K.T.様

「 単なる『数学』の教室ではなく、数学史ないし人類史といえるほど大きな話をしていただいて楽しく学ぶことができました。また、数学に対する考え方も変わり、今後も数学学んでいきたいと思いました。」 東京都在住 男性 30代 会社員 S.K.様

「 誰かに何かを教えてもらうことがすっかり当たり前のようになってしまっていて、自分自身の学問に対する姿勢が怠惰なものになっていたことに改めて気づかされました。いつの日か心境冥会の境地へと至るべく、わかろうとすることへの意志を忘れずに、学び続けていきたいです。」 東京都在住 男性 20代 会社員 O.M.様

「 数学が『数』の世界であると思い込んでいた私に、『数』の世界は数学を超えたものであることを知ることができ、感動しました。」 愛知県在住 男性 30代 会社員 N.T.様

全5回では物足りないという声も多く、第三期は全8回に回数を増やして開講しています。また「数学する身体」にも登場している森田真生先生が昔実際に住んでいた「三鷹天命反転住宅」への出張回も企画しています。

「数学する身体」実践ゼミは第四期、第五期と引き続き開催していく予定ですので、 ご興味を持たれた方は是非参加していただけたらと思います。

◇数学する身体実践ゼミ 数学する身体実践ゼミ
◇書籍はこちら 数学する身体(しんたい)