森田真生「数学する身体」実践ゼミ
やわらか数学ゼミに新しく「数学する身体(しんたい)」実践ゼミが登場! 遠く感じていた”数学の世界”を体感いただける内容になっています。ぜひご参加ください!
独立研究者 森田真生が伝えたいこと
誰もが数学者になるわけではありません。 かといって、高校数学までで数学とすっかり縁を切ってしまうのはもったいない。 なぜなら、数学は汲めど尽きせぬ知的刺激の源泉であり、 数学と向き合う時間は、自身の「心」と向き合う時間でもあるからです。 数学者になるわけでもないのに、仕事で使うわけでもないのに、 それでも数学を学ぶ意味。 このことについて考えながら、 大人のための数学「再入門」の道を探っていきます。
数学する身体とは何か
人間は、「ものを数える」という行為から、 数学とごく自然に親しんできました。 時代と共に数学は、計算、測量、天文学等々様々な分野で生かされていきながら 人間が生み出す数学の道具は時代や場所とともにその姿を変えていきました。 道具が変われば、数学者の数学が変わる。 その数学が生み出していく風景が変わっていく。 それは、数学者が思考してきた特有の風景。 デカルトの見た幾何学の風景、 カントールやデテキントが見た連続体の風景、 岡潔の見た多変数解析関数論の風景・・・ 近代数学は抽象化をきわめていくことで 機械的な計算や論証を可能にしていったのです。 我々の数学は一体どこに向かうのでしょうか。
講座詳細
【日時】 6月19日(日)14時00分~18時00分 14時00分~16時00分 「なぜ数学を学ぶのか?~大人のための数学入門~」 16時30分~18時00分 「数学する身体(しんたい)」実践ゼミ(ガイダンス講座) 【対象】 ・数学の世界観に興味がある方 ・数学を体感したい方 ・数学者が何を考えてきたかを知りたい方 ・数学を趣味で学びたいと思っている方 ・数学する身体(しんたい)」を読んだ方
【場所】 ・Ryozan Park 巣鴨 (JR山の手線「巣鴨駅」徒歩2分)