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【算数からやさしく解説】整数とは?

公開日

2025年3月19日

更新日

2025年4月13日

 

 

【算数からやさしく解説】整数とは?

皆さんこんにちは。今回は「整数とは?」というテーマで、前回の第0回に続く“第0.5回”として、算数の基礎の基礎に迫ってみたいと思います。数字の世界に入っていく第一歩として、ぜひゆったり読み進めていただけたら嬉しいです!

 

整数とは

まず「整数」とは何かを確認しておきましょう。整数とは、…−3、−2、−1、0、1、2、3…のように、マイナスの数・ゼロ・プラスの数がすべて含まれる数の集まりのことを指します。小数や分数(たとえば 0.1 や 1/2)は整数ではありません。

この「整数」という概念を理解するには、まず私たちが日常でどのような数を使っているのかを見ていくと分かりやすくなります。

 

いろいろな数の種類

私たちが普段使っている「数」にはさまざまな分類があります。たとえば「実数」や「有理数」、そして今回のテーマである「整数」などがその一部です。これらは包含関係をもっていて、より広い数の集合に小さな分類が含まれているという構造になっています。

「整数」というのは、有理数というグループの一部であり、そのさらに中には「自然数」と呼ばれる分類もあります。この自然数について、次にご説明します。

 

自然数とは

自然数とは、1、2、3、4…と続く「数を数えるための数」のことです。つまり、私たちが日常で「いくつあるか」を数えるときに使う基本の数です。古代ではこの自然数を記号で表し、ゼロの概念は存在しませんでした。

その後、インドで「0」という画期的な数字が発明され、さらに「−1」「−2」などの負の数の存在が認識されるようになりました。こうして、正の自然数・0・負の数をすべてまとめたものが「整数」と呼ばれるようになったのです。

 

整数を使う意味と特徴

整数は、私たちの生活にとても密接した数であり、感覚的に理解しやすいというメリットがあります。たとえば「−5℃」や「3階」「0円」といった表現は、すべて整数を使っていますよね。

ただし、整数では「半分」や「1/4」のような割合や分量を正確に表すことができないというデメリットもあります。こういった数は、分数や小数として扱う必要があります。この点については、今後のシリーズでも詳しくご紹介していきます。

 

整数の活用例

整数は算数だけでなく、現代の社会やテクノロジーの中でも広く活用されています。たとえば、暗号技術では素数や整数の性質が重要な役割を果たしており、私たちのスマートフォンやインターネットの安全を守ってくれているのです。

このように、整数という身近な存在も、知れば知るほど奥が深く、魅力的な世界が広がっています。ぜひこのシリーズで、楽しみながら数字の世界に親しんでいきましょう!

ということで、今回は「整数とは?」についてやさしく解説してみました。次回のマスログもお楽しみに!

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