国勢調査
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日本における統計学の歴史:第4回-明治政府の統計制度と近代国勢調査の始まり
はじめに:明治国家は“統計”で近代化を進めた 前回は、江戸時代の人口台帳「宗門人別改帳」を取り上げ、人口情報の管理や「名寄せ」の概念など、データ運用の原型がすでに成立していたことを見ました。江戸の社会は、データを整える文化を持っていたにもかかわらず、それが全国レベルで統一されていたわけではありませんでした。 舞台は明治…
2025年11月27日
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統計でたどる人類と経済の発展史 第3回:国家を数え、商業を記す—近世のデータ化
第2回では、古代〜中世に芽生えた台帳・租税・宗教記録が行政や商業の基盤を形づくったことを確認しました。17〜18世紀は、それらの記録を国家レベルの統計へ統合し、複式簿記が商業と財政の意思決定を支える時代へと移行します。今回は、1660年代カナダ、1749年スウェーデン、1790年アメリカの「数える仕組み」と、東インド会…
2025年9月6日



