評価されるExcel×BIツール化講座-現場で即使えるダッシュボード構築法
公開日
2025年12月18日
更新日
2025年12月18日

Excelは使われている。でも、データは“活用”されていない。
・「現場が使いこなせない」
・「日常業務に活用されない」
・「結局Excelに戻ってくる」
といった課題が依然として残っています。
本セミナーは、あえて新しいツールを増やすのではなく、
「Excelそのものを“現場BIツール”として使いこなす」ことを目的とした講座です。
全3回を通じて、データの種類に応じた適切なグラフの選択や、Excel上でダッシュボードを作成する方法、さらには提案資料に載せるための他者に伝わるグラフ加工テクニックを扱います。データを理解し、それを他者に伝えるために必要な一連のテクニックをまとめて学ぶことができます。
気づきを生み、行動につながる『ダッシュボード』
ダッシュボードとは様々なグラフや表など複数の情報を1つの画面に表示したものです。データドリブンな意思決定を行うためにはデータから問題を発見し、アクションを起こすことが必要とされますが、このプロセスにおいてダッシュボードは気づきを与える重要な存在となります。これをExcelで構築する方法を解説していきます。
本講座は単なるExcel操作講座ではなく、現場のデータを「評価されるダッシュボード」と「伝わる資料」に変えるための実践型プログラムです。さらに、最新の分析手法として生成AIを活用し、作成したグラフから示唆を迅速かつ深く引き出すテクニックも習得します。座学ではなく、50%以上の時間をExcelハンズオンに充てることで、明日から実務に活かせる実践的なスキル習得を目指します!
多くの企業がつまずく、データ活用の壁
・感覚頼りの報告書・資料で、意思決定のスピードが遅い
・データ活用が属人化しており、現場の分析レベルにばらつきがある
・BIツール導入済みだが、現場→管理職への情報共有に一貫性がない
・数値は出せるが、「何を伝えたいのか」が分かりづらい
・データ可視化の基礎知識が不足し、誤った判断が生まれやすい
これらを Excelという“全社員が使える基盤” で解消します。
Excelで「見える・分かる・伝わる」を一気通貫でできるようになる
この講座に参加すると
・データの目的に応じて、円・棒・折れ線を迷わず使い分けられるようになります
・ピボットテーブルで数値を分解し、原因や傾向を自分で掘り下げられるようになります
・KPI・グラフ・フィルタを1画面にまとめた、実務で使われるダッシュボードを作れるようになります
・生成AIを活用し、グラフの解釈や示唆出し、資料構成を短時間でまとめられるようになります
そしてこの講座を終える頃には
Excelは「集計するだけの道具」ではなく、
現場で使われ、共有され、仕事を前に進めるツールに変わっています。
特別な知識は不要です。
いまExcelを使っている、その延長線上で参加できます。
「Excelをもっと活用したい」
そう感じている今が、始めどきです。
ぜひこの3回で、実務に使えるデータ活用の型を身につけてください。
受講対象
・Excelで集計はできるが、分析や可視化の“判断軸”に自信がない方
・数字を出すだけでなく、意味づけ・解釈・表現までレベルアップしたい方。
・報告資料やプレゼンで「結局、何が言いたいの?」と言われがちな方
・グラフ・表現の改善により、説得力のある伝え方を身につけたい方。
・現場のデータから“原因・優先度・改善点”を導きたい企画・営業・マーケ・管理部門の方
・ExcelをBIツールのように使いたい方
上記に1つでも当てはまる方は是非ご受講ください!
必要な数学知識
Excelの基本操作(セル入力・簡易関数)ができる方
※高度な統計知識やプログラミングは不要です。
セミナー内容
第1回:目で見るデータの要約
可視化の基本と、正しく分析するためのデータ整理スキル
データを扱う際の基本となる「見せ方の原則」と「データの種類」を理解し、状況に応じたグラフの選び方を整理します。円・棒・折れ線といった基本的な可視化を、Excelを使いながら実際に作成します。また、ピボットテーブルを用いてデータを部門別・期間別などの切り口で分解する手法を学び、報告・分析の土台となる“正しい要約”ができる状態を目指します。
第2回:データの可視化
グラフ・指標・フィルタを1画面にまとめた“ダッシュボード”構築法
Excel上でダッシュボードを構築します。ピボットグラフやスライサー、タイムライン等を組み合わせ、主要KPIの推移と内訳が一目で把握できる画面レイアウトを作成します。またデータの更新からダッシュボードの更新が自動でできる仕組みも構築します。
第3回:ケーススタディ・実践演習,AI活用
相手に伝わる可視化と、判断を支援する資料づくり
見やすく誤解を生まない資料を作成するためのデザイン原則(強調、ユニバーサルデザイン、Chart Junk排除)を体系的に学びます 。実務に近いケースを用いた総合演習を行い、作成したグラフを生成AIに解釈させる手法を体験し、グラフの解釈や提案のアイデアを迅速にまとめます。目的に合わせて最適なグラフを選び、AIも活用して相手に意図が明確に伝わるレポートを仕上げる力を定着させます。
※質問内容やディスカッション内容により、上記内容は変更となることがあります。
セミナー基本構成
※開催回ごとに多少構成が変わることがあります。
料金
・会社名義や旧姓など、振り込み名が本人名義でない場合は事前にご一報下さい
特定商取引法に基づく表示
セミナー監修
岡本 健太郎(おかもと けんたろう)
<講師略歴>
学歴:九州大学大学院数理学府博士後期課程修了(数理学博士)
出身:山口県下関市
所属学会:日本数学会, 日本アクチュアリー会
資格:高等学校数学科教員免許(専修免許), 統計検定1級(数理統計)
数理学の博士号を取得した切り絵アーティスト。
国立研究開発法人科学技術振興機構 研究開発戦略センター 特任フェロー(2021~2022)
ドイツのチュービンゲン大学に研究員として滞在経験あり。元日本学術振興会特別研究員。
数学教育にも力を入れており、学生から社会人まで、わかり易く授業を展開。指導可能範囲は中学・高校数学から、大学の教養・専門分野、データ分析まで幅広く対応。また「数学」を使ったアート活動(切り絵)を通して、数学の有用性だけでなく美しさや魅力について積極的に発信。
担当講師
※日程により一部講師が変わる事があります。



