コストマネジメント入門 -費用対効果の意味と役割を実感する-
公開日
2022年9月10日
更新日
2024年7月23日
コストマネジメントの基本を学ぶ
「コストを最小化させたい。」どの企業も思っているのはよいものの、どこまで実践できているかと言えばなかなか難しいものです。なぜなら、たった1杯のコーヒー代を節約するために、大きな労働を伴って、結果的に大きなマイナスを生み出しいてるケースもしばしばあります。
とある工場では、「セキュリティのための警備員を配置しない。」という方針があります。なぜなら、泥棒に入られるリスクはほとんどないにもかからわずわざわざセキュリティとして警備を1人、2人でも雇えば、月数十万のコストが発生します。年間1000万もそれだけで払うとなれば、泥棒に入られるリスクを置いたほうがよいからです。
また、売上を上げるなら、普通はコストが上がります。先行投資が必要だからです。投資をして、はじめて新たな収益源へと導くことができるでしょう。コストを無理やり下げるなら、新たな事業の可能性の芽をつぶすことにもなりえます。
つまり、コストを下げること=悪にもなりうるし、コストをあげる=悪にもなりうるということです。このように、リスクとコストの関係。売上とコストを適正にマネジメントしなければいけません。
セミナー概要
社会人として知っておきたいコストマネジメントの基礎力が身につく全3回計6時間の入門セミナーになります。よりよく会社のために働くにあたって重要なのはコスト意識です。自分の人件費がどれだけかかっているのか。業務時間を最小化したり、リスクを放置せずきちんと対応することの重要性を学びます。セミナーに参加いただきたいのは、新入社員の方だけではありません。経営者の方、管理職の方、すべてに共通する基本の考え方を事例を通して学んでいきます。「数字に強くなりたい」すべての方が数字を楽しく学べる内容になっています。各回の最後30分には、様々な企業の話題、ニュースからも題材を取り入れ、仕事の現場ですぐにつかえるような演習も行っていきます。数字が苦手な方にもおすすめです。
ダウンロード可能な講義資料と演習問題
講義で配布する資料は、すべてダウンロード可能です。講義内で演習時間を確保していますので、手を動かしながら学ぶことをおススメします。
1年間学べる復習動画
講義の動画は録画し1年間公開いたしますので、いつでも復習ができるシステムとなっております。途中出席・退席や欠席されたとしても動画で学習することができますのでご安心ください。
受講対象
新入社員・若手社員の方 / これから社会に働き始める高校生・大学生 / 数学がずっと苦手で克服したい社会人の方 / コストマネジメントを学びたい方 / より生産性を上げたい経営者・管理職の方 / 日常や仕事の場で数学的な発想を活用していきたい方 / 営業職、経理・財務、管理職、分析職など、ほとんどすべての社会人の方 /
※他のセミナーに参加していなくても参加可能です。
必要な数学知識
小学校2年生程度の簡単な計算
セミナー内容
第1回 費用対効果の基礎
- ・コストと投資の違い/固定費と変動費の違い
- ・費用の分類から見る削減しやすいものと、しにくいもの
- ・業務委託のコストと社内で実施することのコストの違い
- ・【ワーク】打ち合わせにコストはいくらかかっているか?
第2回 生産性と向き合う
- ・2倍の成果につながるタスク分類法
- ・イノベーションとは何か―意味のない改善との違い―
- ・サンクコスト、機会費用など決断の心理学
- ・【ワーク】なぜ人は”損切り”できないのか?
第3回 コスト削減のPDCA
- ・コストマネジメントのための7つの視点
- ・コスト削減をするとどのようなリスクが発生するか?
- ・全員を説得させるプランにするための5つの質問
- ・【ワーク】実際のコスト削減プランをつくってみよう
お持ち物と注意事項
料金
40,040円 → 17,200円(税込18,920円)
※特別割引52.7%OFF:2024年6月30日まで
・お支払い方法はお申込み後にメールにてご案内致します。
・会社名義や旧姓など、振り込み名が本人名義でない場合は事前にご一報下さい
・オンライン回に関しましては開催2日前までに振込確認が取れない場合、会場URLをお送りできませんので特にご注意下さい
定員
特定商取引法に基づく表示
セミナー監修
堀口 智之(ほりぐち ともゆき)
和から株式会社 代表取締役
学 歴 *山形大学理学部物理学科卒業
出 身 *新潟県南魚沼市
渋谷・新橋・大阪などで月間400名以上にご利用いただく「大人のための数学教室 和®(なごみ)」の創業者。2010年に自己資金10万円で創業し、2011年3月に「合同会社 和(なごみ)」として法人化、代表に就任した。現在は会員数3,000名以上、講師40名以上を抱えるまでに成長。TBSや日経新聞、週刊ダイヤモンドなどの各種メディアから取材を受けるほか、最近ではテレビ朝日「お願い!ランキング」やフジテレビ系列インターネットTV「ホウドウキョク」にも出演実績がある。
著書:「データセンスの磨き方」(ベレ出版)
担当講師
※日程により一部講師が変わる事があります。