マーケティングのためのアソシエーション分析体験講座
公開日
2023年9月27日
更新日
2024年4月4日
ビッグデータを活用するためのアソシエーション分析
「ビールとおむつが同時に売れる」
こんな話を聞いたことがあるでしょうか?
これは、お父さんが仕事帰りに赤ちゃんのおむつとビールを買っていくという傾向をデータ分析から把握したという、データ分析の重要性を示す有名な話となっています。この話の真偽は定かではなく、半ば都市伝説として語られることも多いですが、このような大量の販売データから重要な知見を得ることができる手法がアソシエーション分析です。
アソシエーション分析とは、販売管理データ(POS)に基づいてマーケティング戦略に活用するための分析手法です。
一般的なスーパーやコンビニは扱っている商品の種類だけで数千~数万にのぼり、さらにその販売履歴となると膨大なデータ、いわゆるビッグデータとなります。
こうしたデータは分析しようにも、各商品の売上平均を調べるだけで大変な手間であり、基本的な統計モデルではとても太刀打ちができません。
アソシエーション分析によって、ビッグデータの中から顧客が一緒に購入している商品の組み合わせを見出したり、直近で売上が増加している商品を特定したりすることで、顧客の購買単価を上げるための施策や、より利便性の高い売り場づくりに活かすことができます。
本講座では、アソシエーション分析の基本的な考え方について学び、R言語で実践を行います。
R言語で分析を行う3つの理由
本講座では、アソシエーション分析を実践しやすいR言語による講義を行っております。
R言語で行うデータ分析には、
・プログラミング未経験者でも扱いやすい易しい言語である
・アソシエーション分析を含む専門性の高い分析を行うことができる
・Excelでは処理しづらいビッグデータを扱える
といった特徴があり、データ分析やプログラミングが初心者の方にも非常に活用しやすいプログラミング言語となっております。
本カリキュラムではR言語でデータ分析を行うという目的のもと、必要な知識やプログラミングの方法を学んでいくものとなっております。
※今後の開催日程については、順次公開いたします。詳細はお問い合わせください。
受講対象
・アソシエーション分析を学んで活用したい方
→マーケティングにかかわる方で、業務に活用したい方
・ビッグデータの分析方法を学びたい方
・プログラミング初学者で、R言語によるデータ分析に興味がある方
セミナー内容
・アソシエーション分析の概要と目的(クロスセル、アップセル)
・アソシエーション・ルール(支持度、確信度、リフト値)
・R言語による実践
セミナー基本構成
※開催回ごとに多少構成が変わることがあります。
お持ち物と注意事項
料金
・お支払い方法はお申込み後にメールにてご案内致します。
・会社名義や旧姓など、振り込み名が本人名義でない場合は事前にご一報下さい
・オンライン回に関しましては開催2日前までに振込確認が取れない場合、会場URLをお送りできませんので特にご注意下さい
定員
特定商取引法に基づく表示
セミナー監修
岡崎 凌(おかざき りょう)
<講師略歴>
「大人のための数学教室・統計教室」経営企画室室長
大阪大学基礎工学部修士。
人工知能(AI)の画像認識モデルを構築。
初学者向けの統計学や、機械学習や人工知能を含む高度な分析手法まで幅広く対応。
データ分析の目的やニーズに合わせてExcel、R言語やPython言語を含むプログラミング言語、BIツールなどソフトウェアを活用する講座を開発し、法人向け研修やセミナーを行う。
分析のコンサルティングも行っており、大手アパレルメーカーの売上分析などを手がける。
<<研修・外部提供講座>>
・澤田経営道場 統計学講師
・株式会社オンラインスクール「誰でも簡単!ビジネス統計学講座」
・株式会社TAC「統計検定® 2級 試験対策講座」
・スポーツ系専門学校 データアナリスト講師
・データ分析コンサルティング(製造、アパレル、美容、医療関連企業等)
他、年間約30社にて法人向け研修を実施。
担当講師
※日程により一部講師が変わる事があります。