「分散分析や直交表でつまずく」——実験計画法を、公式の暗記ではなく“なぜ”から。少ない実験回数で要因の効果を見抜く考え方を、統計のプロがマンツーマンで解説します。QC検定・統計検定の対策から、実務の品質改善・研究開発まで、あなたの目的に合わせて伴走します。
学びたい目的(実務・資格・研究)と、どこでつまずくかをお聞きし、学習プランの当たりをつけます。しつこい勧誘は一切ありません。

平方和の分解やF検定が手順の暗記になっていて、「なぜ効果ありと言えるのか」が腑に落ちない。
L8やL16に、どの要因・交互作用をどの列へ置くか。線点図の使い方がわからず手が止まる。
つい主効果だけで判断してしまう。交互作用があるときの最適水準の読み方に自信がない。
実験計画法は「少ない実験回数で、どの要因がどれだけ効くか」を見抜く強力な手法です。ですが分散分析や直交表を公式暗記で乗り切ると、実務の現場で応用が利きません。
和からは大人専門の数学・統計教室として、フィッシャーの3原則(反復・無作為化・局所管理)から「なぜその設計・その計算になるのか」を、手を動かしながら理解につなげます。必要なら平方和・自由度・分散の基礎まで遡って補強します。

最初に数学のいまの実力と目標・受験時期を確認し、あなた専用の学習計画を設計します。必要なら中学・高校数学まで遡って補強。お手持ちのテキストや過去問集も、そのまま教材にできます。
数理学博士、実務のデータ分析経験者など、統計を「使ってきた」プロが指導。手順の暗記ではなく理由から解説するので、初見の問題に対応できる力がつきます。
週1回の定期受講から試験直前の短期集中まで、仕事のペースに合わせて設計。オンラインで全国対応。資格試験日や実務案件の締切から逆算して、学習ペースを設計できます。
実務・資格・研究——目的に合わせて、無理のないところから始められます。
フィッシャーの3原則、一元配置・二元配置の分散分析から。平方和の分解と自由度・F検定の意味を、手を動かして理解します。
L8・L16などの直交表の割り付け、交互作用の見極め、品質改善やパラメータ設計(品質工学)への応用まで、実データで相談できます。
QC検定(1級・2級)では品質管理の文脈で、統計検定(2級・準1級)では統計モデルの文脈で問われる分散分析・実験計画法を、受験級・実務目的に合わせて対策します(最新の出題範囲は公式でご確認ください)。
目的はさまざまでも、つまずくところは似ています。

実験計画法で不良低減に取り組みたいが、ANOVAの出力の意味と判断に自信がない。実データで読み方から。

直交表の組み方や交互作用の扱いを、自分のテーマに沿ってマンツーマンで相談したい。

過去問の手順暗記で止まっている。「なぜその計算か」を理解して得点源にしたい。
どれも「ばらつきの中から本当の効果を見抜く」ための道具です。
| 手法 | 何を調べる | ここがポイント |
|---|---|---|
| 一元配置分散分析 | 1つの要因の効果 | 水準間の平均差をF検定で判定 |
| 二元配置分散分析 | 2要因+交互作用 | 繰り返しの有無で交互作用の評価が変わる |
| 直交表(L8・L16 など) | 多数の要因を少ない実験で | 列への割り付けと交互作用の設計がカギ |
| パラメータ設計(品質工学) | ばらつきに強い頑健な条件 | SN比・直交表で最適化(タグチメソッド) |
※学ぶ範囲は目的に合わせて調整します。資格の出題範囲は公式情報をご確認ください。
授業で扱う内容の、ほんの入り口です。実験の組み方の前に、ばらつきの分け方から始めます。
A群10と12(平均11)、B群14と16(平均15)、全体平均13とします。全体のばらつき(各値と13の差の2乗の合計)は9+1+1+9=20。これは「群の平均どうしの差によるばらつき」16と「各群の中でのばらつき」4に分解できます(16+4=20)。分散分析は、この分解から「群の違いに意味があるか」を判断します。
3つの要因を総当たりで試すと2×2×2で8通り必要です。L4直交表では4回に絞り込みますが、どの列も「水準1が2回・水準2が2回」という組み合わせのバランス(直交性)が保たれるように割り付けられています。このバランスのおかげで、ある要因の効果を計算するとき、他の要因の影響が足し引きで打ち消し合い、混ざらずに見積もれます。
QC検定では「工程のばらつきを減らすには、どの要因を管理すべきか」という品質改善の文脈で出題されます。統計検定では「このデータにどの統計モデルを当てはめ、何が言えるか」という統計モデルの文脈で問われます。同じ計算でも、出題側が何を確かめたいのかで、読み解き方を変える必要があります。
「直交表」でつまずく方が多いので、実物を置いておきます。下がいちばんよく使われる L8(2水準・7列)です。縦が8回の実験、横が7つの列、中の 1 と 2 が水準です。たとえば温度なら 1=40℃、2=60℃ と決めます。
| 実験 | 列1 | 列2 | 列3 | 列4 | 列5 | 列6 | 列7 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1回目 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 |
| 2回目 | 1 | 1 | 1 | 2 | 2 | 2 | 2 |
| 3回目 | 1 | 2 | 2 | 1 | 1 | 2 | 2 |
| 4回目 | 1 | 2 | 2 | 2 | 2 | 1 | 1 |
| 5回目 | 2 | 1 | 2 | 1 | 2 | 1 | 2 |
| 6回目 | 2 | 1 | 2 | 2 | 1 | 2 | 1 |
| 7回目 | 2 | 2 | 1 | 1 | 2 | 2 | 1 |
| 8回目 | 2 | 2 | 1 | 2 | 1 | 1 | 2 |
左から順に、成分記号は a/b/ab/c/ac/bc/abc。列3は列1と列2の交互作用が現れる場所です。
2水準の因子を7つ、全部の組み合わせで試すと 27=128通りになります。L8はそのうち8通りだけを、偏りが出ないように選んだ表です。どの2つの列を取り出しても、(1,1)(1,2)(2,1)(2,2) の4通りがきっかり2回ずつ現れます。この性質があるから、8回でも各因子の効果を分離して取り出せます。
ここが実務でいちばん間違えるところです。交互作用を見たい組み合わせがあるなら、その列を空けておく必要があります。たとえば因子Aを列1、因子Bを列2に置くと、A×Bの交互作用は列3に出てきます。ここに別の因子Cを置いてしまうと、Cの効果とA×Bの効果が重なって、どちらの影響か区別できなくなります。
そこでCは列4に置きます。すると A×C は列5、B×C は列6 に現れます。残った列7は誤差の見積もりに使えます。この「どこに何が出るか」を決めているのが、上の成分記号です。線点図や交互作用表も、同じことを図で表したものです。
8回の実験が終わったら、列ごとに「水準1の4回の平均」と「水準2の4回の平均」を出します。この2つの差が、その列に置いた因子の効果です。差を並べた図が要因効果図で、どの因子が効いているかが一目で分かります。
ただし差が出たからといって、それが本物とは限りません。測定のばらつきでも差は出ます。そこで分散分析にかけて、「この差はばらつきの範囲で説明できるか、それとも説明できないほど大きいか」をF値で判定します。ここまで通して初めて、実験計画法を使ったことになります。
個別指導では、この流れをお手元の実験テーマで一通り実行します。表を覚えるのではなく、ご自身の因子を割り付けるところから分散分析の読み方まで、実際に手を動かして確認していただきます。
実験計画法を、あなたのペースで。必要なときだけの月1回から、半年かけてじっくりまで、続け方から選べます。
1回50分・月1回ペース(都度)
まずは月1回から。毎月のリズムが学習の習慣になり、モチベーションを保ちながら継続できます。
半年・月1回
月1で基礎から着実に。毎月のリズムが学習の習慣になり、ひとりでは続きにくい学びも、モチベーションを保ちながら継続できます。仕事と両立して土台をつくりたい方に。
半年・月4回でしっかり伴走
半年で一気に。基礎から実務・資格対策まで一気に進めたい方に。
上記は「発展」区分の料金です。表示はすべて税込。別途、入会金22,000円(税込・初回のみ)を頂戴します。回数・期間はめやすで、現在地により前後します。結果を保証するものではありません。
現在地を確認したうえで、正確な回数と総額をお見積もりします。見積もりだけのご利用も歓迎です。
統計教室の個別指導と同じ、和からの実践派講師陣が担当します。

堀口 智之 先生
Horiguchi Tomoyuki
数学・データ・生成AIで「意思決定の質」を高める。経営者・管理職向けに、ChatGPT・Claude・Geminiを横断する『AI時代の判断力』を伝える和から代表。

綱島 佑介 先生
Tsunashima Yusuke
『ゼロからわかる!管理職のためのChatGPT実践大全』著者。文系出身ならではの目線で、生成AI・統計・データ分析を「現場で使える形」に翻訳する和から副社長。

岡崎 凌 先生
Okazaki Ryo
大阪大学基礎工学研究科修士、人工知能の画像認識モデル研究に従事。Excel・R・Python・機械学習・生成AIまで幅広く対応。年間約30社の企業研修を担当。

岡本 健太郎 先生
Okamoto Kentaro
九州大学にて数理学博士号取得。「統計超入門」の講座を長年担当し、難解な数理を直感的に理解できる指導に定評。著書『アートで魅せる数学の世界』(技術評論社)で日本数学会出版賞受賞。
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本講座は合格や実務成果を保証するものではありません。QC検定・統計検定等の最新の試験範囲・日程は各公式情報をご確認ください。本講座は各試験実施団体が主催・認定するものではありません。
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