毎回おなじ長いプロンプトを打ち直していませんか。同じ社内ルールを、何人もが何度もAIに説明し直していませんか。その繰り返しは、エージェント(特定業務専用のAI)を一度つくれば終わります。
和からのCopilotエージェント構築研修は、すでに社内にあるMicrosoft Copilotだけで、部門の業務に特化したAIエージェントを構築する研修です。新しいツールの導入も、APIキーの課金も、情シスへの申請も要りません。
そして和からは、つくって終わりにしません。そのエージェントの回答が本当に使えるのかを評価用の質問セットで測り、外れた原因を分類して指示を直すところまでを研修に含めます。数学・統計を専門とする教育企業だからこその設計です。
AIを”使う”段階から、AIに”仕事を任せる”段階へ移行が始まっています。一方で、仕事のやり方そのものを設計し直せている企業はまだ少数です。
日経225企業の87%が、Microsoft 365 Copilot・Copilot Studio でつくるAIエージェントを業務活用。その100%が、現場の社員自身が開発したカスタムエージェントです
出典:日本マイクロソフト発表(2026年7月)
日本で「AIを使って仕事を設計し直すことが評価される」と答えた人はわずか8%(世界13%)。ツールは入っても、仕事の型が変わっていません
出典:Microsoft「Work Trend Index 2026」
68%が「中断されない集中時間が足りない」と回答。繰り返しの指示出しをエージェントに任せ、考える時間を取り戻すことが急務です
出典:Microsoft「Work Trend Index 2023」
追加ツールゼロ。明日から社内で使える
すでに導入済みのMicrosoft Copilotのエージェント機能だけを使います。新規ツールの選定も、APIキーの課金も、セキュリティ審査のやり直しも不要。研修でつくったエージェントを、そのまま翌日の業務で使い始められます。
つくって終わりにしない。精度を測って改善する
評価用の質問セットをつくり、正答率を出し、外れた回答を原因別に分類して指示を直す——ここまでを研修に含めるのが和から流です。「なんとなく賢そう」で終わらせず、数字で判断できる状態にします。数学・統計を専門とする教育企業だからこそ踏み込める領域です。
貴社の業務を題材に、部門別のエージェントを実際につくる
営業・人事・経理・情シス・カスタマーサポートなど、部門ごとに題材を用意。研修の成果物は「知識」ではなく、実際に動くエージェントと、それを評価した記録です。持ち帰ってすぐ横展開できます。
すでにGPTsやGemsをお使いであれば、「あれと同じもの」とお考えいただいて差し支えありません。毎回打ち直していた前置きを、名前をつけて保存しておく——発想も、設定する項目もほぼ共通です。
| 設定する項目 | ChatGPT「GPTs」 | Gemini「Gems」 | Copilot エージェント |
|---|---|---|---|
| 名前・役割 | 名前・説明 | Gemの名前 | 名前・説明 |
| 回答の方針 | Instructions | カスタム指示 | 指示 |
| 参照させる資料 | ファイルをアップロード | Googleドライブのファイルを添付 | ナレッジ(SharePoint等の社内基盤を指定) |
| よく使う質問 | 会話のきっかけ | (相当する機能なし) | 推奨プロンプト |
違いが出るのは社内データとのつながり方です。GPTsやGemsが「自分でファイルを添付する」方式なのに対し、CopilotのエージェントはSharePointやMicrosoft Graph経由で、社内の情報基盤そのものを参照先に指定できます。ファイルを渡し直す手間がなく、元の資料が更新されれば自動で最新を見に行きます。さらに既存のアクセス権限を引き継ぐため、閲覧権限のない社員にはその情報が出ません。全社展開を前提にしたときに効いてくるのは、この点です。
もうひとつ、用語の注意点があります。Microsoftは「エージェント」という同じ言葉で、会話の中で動く軽量なものから、トリガーで自律的に動く本格的なもの(Copilot Studio製)までを指しています。本研修が扱うのは前者——GPTsやGemsに相当する、現場の一人ひとりが自分でつくれる範囲です。この線引きは研修の冒頭で明示し、受講者が混乱しないようにしています。
半日(3時間)〜複数回シリーズまで、対象者と目的に合わせてオーダーメイドで設計します。以下は1日研修の一例です。
| 第1部:AIエージェントとは何か | 対話型AIとエージェントの使い分け/エージェントに向く業務・向かない業務の見極め/社内で先につくるべき1体の決め方 |
|---|---|
| 第2部:Copilotエージェントのつくり方 | 名前と役割の設計/指示(回答の方針・口調・禁止事項)/ナレッジ(参照先の指定)/推奨プロンプトで時短化/動作確認まで、実機で1体を完成させる |
| 第3部:社内ナレッジの設計 | どの資料を読ませるか/AIが読みやすい資料・読みにくい資料の違い/マークダウンによる社内文書の整理/更新と管理の体制づくり |
| 第4部:精度を測って改善する | 評価用の質問セットのつくり方/正答率の出し方/誤答を「資料がない・指示が曖昧・そもそも不向き」に分類する/改善サイクルの回し方/運用ルールと社内展開 |
※半日(3時間)の場合は、第1部・第2部・第4部の要点を圧縮した「1体つくって測る」構成でご提案します。
実際の研修で扱う演習の一例です。ワークの題材は、御社の業務・課題に合わせてカスタマイズします。
「社内規程の問い合わせに答えるエージェントをつくりました。では、それは本当に”使える”のでしょうか。何をもって使えると判断しますか?」

つくる
役割・指示・ナレッジ・推奨プロンプトを設定し、社内規程に答えるエージェントを実機で1体完成させます。ここまでは20分ほどで到達します。
測る
答えが分かっている質問を20問用意し、正答・誤答・答えられずを数えます。「なんとなく良さそう」が、はじめて数字になります。
直す
外れた原因を「資料が無い/指示が曖昧/そもそもAI向きでない」に分類。原因ごとに打ち手が違うことを体感し、直して測り直します。
このワークで身につくこと:エージェントを設計し、品質を数字で確かめ、原因を切り分けて改善する——現場で運用し続けるための基本動作。
現場担当者・チームリーダー向け
自分の担当業務を1つエージェント化して持ち帰る。半日で「1体つくって測る」まで到達する構成。
情シス・DX推進部門向け
全社展開を前提に、ナレッジ管理・命名規則・更新体制・利用ルールまで設計。現場からの相談に答えられる状態をつくります。
管理職・経営層向け
どの業務を任せ、何をもって導入成功と判断するか。投資対効果と評価指標の設計を中心に、短時間で意思決定できる形に。
| 実施形式 | オンライン/対面(貴社会場)/ハイブリッド(全国出張対応) |
|---|---|
| 定員 | 1名〜最大100名(実機演習を伴うため、30名程度までを推奨) |
| 研修時間 | 3時間〜 複数日プログラムまで柔軟に設計 |
| 費用目安 | 半日(3時間)30万円〜/1日(6時間)40万円〜(税抜・1社研修・〜20名目安。人数・内容によりお見積り) |
| 受講環境 | PCが必要です。Microsoftアカウント(会社アカウント)をご用意ください。社内データをナレッジとして参照させる場合は、テナント設定とMicrosoft 365 Copilotライセンスが必要になる場合があります(事前に確認いたします) |
| カリキュラム | 御社の業種・対象者に合わせた完全オーダーメイド |
| フォロー体制 | 復習動画の提供、Q&A対応、定着支援プランあり |
複数部門の担当者を集め、AIエージェントの基礎から実際の構築までを扱った事例です。部門ごとに題材を変えることで、それぞれの現場で使えるエージェントを持ち帰る形にしました。
専門職の実務を踏まえた生成AIレクチャーを実施した事例です。概要レクチャーから、エージェント構築を含む実務研修へと段階的に展開するご提案が可能です。
はい。営業・人事・経理・企画など、非エンジニアの方を主対象に設計しています。プログラミングの知識は一切不要です。エージェントの作成は、画面上で名前・指示・参照先を設定していく作業が中心です。
発想はほぼ同じです。名前・指示・参照資料を設定して保存しておくという点で、GPTs・Gems・Copilotエージェントは同じカテゴリのものとお考えください。違いは、Copilotが社内の情報基盤(SharePoint等)を参照先に指定でき、既存のアクセス権限をそのまま引き継ぐ点です。社員ごとに見えてよい情報が変わる業務では、ここが実用の分かれ目になります。すでにGPTsやGemsで社内に事例がある場合、その考え方はそのまま活かせます。
本研修が扱うのは、Copilotの画面上で誰でもつくれる軽量なエージェントです。開発者向けのCopilot Studioによる本格的な外部システム連携や本番運用は対象外としています。まずは現場の一人ひとりが自分の業務をエージェント化できる状態を目指す研修です。より高度な構築をご検討の場合は、別途ご相談ください。
エージェントの作成自体は、無料で利用できるCopilot Chatの範囲でも体験いただけます。ただしSharePointなど社内データを参照させる場合は、テナント側の設定とMicrosoft 365 Copilotライセンス(有料)が必要になる場合があります。御社のライセンス状況を事前に確認し、演習の設計を調整いたします。
答えが分かっている質問を複数用意し、エージェントの回答を正答・誤答・回答不能に分けて数えます。そのうえで誤答を「参照資料が不足している」「指示が曖昧」「そもそもAIに向かない質問」に分類します。原因によって打ち手がまったく違うため、この切り分けが改善の要になります。
はい。御社の実業務を題材にするため、研修終了時点で動くエージェントが手元に残ります。あわせて評価の記録も残るので、社内で共有・改善しながら育てていけます。
Difyを使ったノーコード構築はAIエージェント・業務自動化研修で扱っています。すでにMicrosoft環境が整っている企業様には本研修を、ツール選定から検討したい企業様にはそちらを、というご案内が一般的です。両方を組み合わせた設計も可能です。
エージェントに読ませてよい資料・いけない資料の線引き、社外流出を防ぐための設定と運用ルールも研修内で扱います。本格的なルール整備は生成AIセキュリティ・ガイドライン策定支援をご利用ください。
人材開発支援助成金の対象となる場合があります(中小企業は最大75%)。詳しくは人材開発支援助成金のご案内をご覧ください。
Word・Excel・PowerPoint・Outlook・TeamsでのCopilot業務活用。まずは”使う”を全社に広げたい場合はこちら。
Difyなどノーコードツールで非エンジニアが業務特化AIエージェントを構築。
エージェントの「指示」を設計する力の土台。再現可能なプロンプト設計の型を習得。
AIが出す数字を鵜呑みにせず検証できる力を育てる。
研修内容・実施形式・費用など、御社のご要望に合わせて最適なプランをご提案します。「まだ検討段階」「情報収集中」の方もお気軽にどうぞ。
遠方に在住の方や自宅で講義を受けたい方はオンライン講座をご用意しております。よくある質問はこちら