大人のための統計教室「和」

講師紹介

会社員の後、個別学習塾を経験、SPI指導で豊富な実績あり

山田 聖二郎 Yamada Shojiro

静岡大学人文学部人文学科卒業

指導可能分野:算数、割合、SPI、中・高数学、確率、基本ベイズ統計、統計、多変量解析(R)
・SPI試験について苦手な人は人生に降りかかった災難のように思われる方も多いのですが、今までの学校数学のイメージを覆すよい機会にもなります。SPIはいろいろな意味で結構奥深い“大人の問題”です。
*SPI…SPI3-U/G/H、N/JMAT、玉手箱、SCOA、TAP、CUBICなど

勤務経験:会社員の後、夜の仕事として小中高校生対象の個別学習塾を経験

モット―のようなもの:
・公式に頼らない実際的で簡単なやり方を心がけています。(SPI)
・私たちの考え方は多分に“統計的”です。
2回振り返ったあの人は私に気があるかも?それとも普通?

遠い祖先を想ってみよう(数学の始まりは)

700万年の昔、サルとヒトが分かれた頃のことです。

サルがもし一つのバナナを二つに折って半分を隣のサルに渡したら…
もうほぼヒトでしょう。

食べ物を積極的に分配するのはヒトだけのようです。
neoteny*1などにより、強いオスによるハーレムではなくてオスが協力して食べ物を得る、
劣性遺伝子を含む群れで生き延びる戦略を選択したのです。
拾い集めた食べ物を頭の中でいくつかに分けて、子供と大人、体の大きさに合わせて食べる量と比較したでしょう。足りないと思ってさらに集めたかもしたかもしれません。
それで十分と思うと両手で持って立ち上がり運んだのでしょう。
こんなことから数学は出発したのでしょうか?

食べ物の分配の影響は大きく公平に分けるには道具を必要とし、
複雑な内容を説明するには言葉のようなものを必要としました。
そして何より公平性は幸福感に強くつながってゆきました。
滅多にない災難や事故に遭うと不公平を悲しみ、死後も動員して埋め合わせようとしました。
但し今では公平性を保証する“確率”が頻繁に登場するようになり、空想をあまり必要としなくなりましたが。*2

食べ物を分配する道具として数学が始まったなら、何かほっとするような、
少し意外な感じはしませんか?
でも分配することと自由に食べること、これは政治や国のイデオロギーと同じですね。

*1ネオテニー:幼体の特徴が成体に保持されること。出生後長期に亙って脳や身体が発達を続けるため、長い育児期間を必要とする。
*2脳梗塞の患者のうち死亡する人7%といったように。