ミニ四駆で学ぶ情報収集超入門③
公開日
2025年1月6日
更新日
2025年4月26日

WAKARAのマスログ(mathlog)ミニ四駆シリーズの第3弾
綱島佑介が送る「遊びで学び」のミニ四駆バージョン。 厳密なものではなく、ゆる~くデータ収集や分析を行う内容です。 まだ、ノーマルモーターで検証していますが、今回はホイールとタイヤ! 様々な種類があるタイヤはどれが一番早いのか?
動画でもご覧いただけます。
この記事の主な内容
シリーズ3弾目の紹介とテーマの設定
WAKARAのマスログミニ四駆シリーズ、第3弾がスタートしました。「遊びで学ぶ」をテーマに掲げ、綱島佑介さんがゆる~くデータ収集や分析を行うミニ四駆の世界を紹介しています。シリーズは、ノーマルモーターを用いて様々な側面を検証してきましたが、今回はホイールとタイヤに注目しています。
多様な選択肢が広がるタイヤですが、果たしてどれが最も速く走行できるのでしょうか?その結論を探るべく検証が進められています。
ホイールとタイヤの検証の概要
今回、ミニ四駆のホイールとタイヤの性能を検証することにしました。シリーズの中で様々な試行錯誤が行われてきましたが、今回のテーマはホイールとタイヤの組み合わせです。
タイヤやホイールには多くの種類があり、各パーツの特徴を簡潔に紹介しながら、新たな発見を目指します。注目したのは、個人的に憧れていたアルミホイール。どのような結果が得られるのか、わくわくする気持ちで実験に取り組みました。
アルミホイールの重量問題と結果
予想とは裏腹に、アルミホイールを装着した結果は芳しくありませんでした。5周目で車体が停止し、その原因はアルミホイールの重さにありました。計測したところ、29.4グラムという重量で、プラスチック製のホイールと比べて約2倍。ノーマルモーターのパワーでは推進力が不足してしまったのです。
これは、車体の軽量化と効率的な推進が重要であることを強く感じた瞬間でした。
タイヤの多様性と組み合わせの難しさ
タイヤにも多くのバリエーションが存在します。素材、太さ、ゴムの硬さや柔らかさなど、どれも性能に影響を与える重要な要素です。これらを組み合わせることで得られる性能は千差万別。一見単純に思えるミニ四駆の世界も、奥が深いことを痛感しました。
理論的に考えるだけでなく、実際に体験し、試行錯誤することでしか得られない知識と技術が必要不可欠です。
検証結果と課題の発見
数々のパーツを試した結果、最も安定したタイムを叩き出したのは初期装備のタイヤでした。31ミリ径のホイールにバレル型の細いタイヤの組み合わせが最適で、劇的なタイム向上は見られなかったです。この結果から、タイヤやホイールの単純な改造では限界があるという課題を浮き彫りにしました。さらなる改善を目指すためには、異なるアプローチが必要であると理解しました。
次の検証テーマとステップ
次のステップとして、ガイドローラーの検証を予定しています。特にコーナリング時の動作に注目し、スムーズな動きが負荷の軽減に繋がるのではないかと考えています。そうしたアプローチが成功に繋がるとは限りませんが、失敗から学ぶことも多いです。
終わりに – 次の挑戦に向けて
今回の検証を通して、何が効果的で何がそうでないのかを見極める難しさを痛感しました。しかし同時に、新たな可能性を探る楽しさも大きかったです。このシリーズを通じて、ミニ四駆という遊びの中で学ぶという姿勢を続け、次の挑戦に向けて意欲を持ち続けたいと思います。次回の検証にもご期待ください。