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【和から株式会社】Excelで学ぶアート数学 ランダム・アートとカオス編

公開日

2024年12月10日

更新日

2025年1月19日

和から株式会社主催Excelで学ぶアート数学 ランダム・アートとカオス編講義動画です。

実際にExcelを使ってランダム・アート、カオス現象を体験します。

◎詳細・開催日程はこちら→https://wakara.co.jp/course/10809

#和から #数学アート #集団セミナー

ランダムの歴史

ランダムという言葉、よく耳にしますよね。その歴史を振り返ると、非常に面白いことがわかります。古代の人々は、運命を決めるためにサイコロを使ったとされています。自分たちの力だけでは決められないこと、あるいは決めたくないことを、運任せにしていたわけです。このように、ランダムという概念は非常に古くから存在していました。サイコロを投げることから始まり、運命を決めるランダム性がゲームへと進化していったのです。ゲームでは偶然の要素が面白みとなり、ランダムの概念は宗教や政治、哲学的な分野にも広がっていきました。特に数学の分野では、微分積分が発展したことで、ランダム性の解析が進み、爆発的に発展していきました。

Excelでのランダムアート

さて、Excelを使って、ランダムアートの面白さを体験してみましょう。Excelには「条件付き書式」という機能があり、その中に「カラースケール」というものがあります。これを使うと、数字の大きさに応じてグラデーションをつけることができ、非常に視覚的に楽しいものが作れます。例えば、カラースケールを設定すると、数字の大きいところと小さいところで色が変わり、グラデーションが作られます。これを使うことで、数字の並びを視覚的に表現することができるんですね。条件付き書式の「カラースケール」を試してみると、その面白さがわかります。何気ない数字の並びが、思いがけないアートに変わる瞬間が感じられるでしょう。

カオス現象とアトラクター

次に、カオス現象について少し触れてみましょう。カオス現象とは、初期条件のわずかな違いが、時間とともに大きな違いを生み出す現象です。この現象を描いたものを「アトラクター」と呼びます。例えば、ボールを投げるだけではカオス現象にはならないのですが、初期条件を少し変えると、その動きが大きく異なる場合があります。こうした軌道の変化が、アトラクターとして表現されるわけです。値を少し変更すると、全く異なる動きになることが確認できるので、非常に興味深いです。

次回は、さらに進んだカオスの解析をお届けします。お楽しみに!

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