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【和から株式会社】数学アートセミナー-黄金の比率発展編-講義抜粋

公開日

2024年12月8日

更新日

2025年1月19日

和から株式会社主催「数学アートセミナー-黄金の比率発展編-」講義抜粋です。

入門編に引き続き、より一層黄金比の奥深い魅力について迫っていきます。

◎詳細・開催日程はこちら→https://wakara.co.jp/course/8796

#和から #数学アート #集団セミナー

植物における黄金比の美

植物の葉の生え方に注目すると、自然界では規則的な配置が見られます。例えば、葉の生え方に周期性がない場合、葉が重ならないように自然に配置されていきます。これには植物の成長におけるエネルギーの分配が関わっており、葉が近すぎるとエネルギーが集中し、成長に良くない影響を与えるため、葉は適度に距離を保ちながら配置されるのです。

黄金比の登場

これらの葉の配置に最適な角度が、実は「黄金比」に関連しています。黄金比は「1 + √5 / 2」という数式で表され、これを利用することで最もバランスよく葉を配置できるのです。実際、黄金比を取り入れることで、葉が無理なくバラけ、最適な距離を保つことができるようになります。植物の自然な美しさは、数学的な法則に支えられているのです。

種の配置と螺旋

さらに、ひまわりの種の配置にも黄金比が見られます。種は円周状に広がり、次第に外側へと配置されます。1つの種が出るたびに、その位置は少しずつ外側へ移動し、次第に螺旋状の配置が生まれます。この螺旋は、黄金角度と呼ばれる特定の角度で配置されており、これが自然界で見られる美しい螺旋構造を生み出します。

黄金比の完成形

黄金比がより多くの繰り返しによって近づくにつれ、ひまわりの種の配置は最適化され、完全な螺旋形に近づいていきます。この配置が最も効率的で美しい形を作り出すのです。初めは不完全な状態から、黄金比に近づけることで、だんだんと自然なバランスが取れるようになります。このように、黄金比は自然界のさまざまな形に深く関わっているのです。

次回は、さらに深い数学的な美しさについて探求していきます。次回もお楽しみに。

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