【和から株式会社】テキストマイニング特別編-SNS分析-講義抜粋
公開日
2024年12月4日
更新日
2025年1月19日

和から株式会社主催「テキストマイニング特別編-SNS分析-」の講義の抜粋です。
SNSで収集したデータの分析、インターネット上のデータ収集について学びたい方、ぜひご参加を!
◎詳細・開催日程はこちら→https://wakara.co.jp/course/8014
SNSデータの活用
さて、今回のテーマであるSNSデータの活用について、早速進めていきましょう。私たちが今回取り上げるのは「Twitter」です。多くの方が馴染みがあるかもしれませんが、あまり触れたことがない方のために簡単に説明します。
Twitterは、140文字以内の短いテキストを投稿するサービスです。ニュースに関するコメントや日常の感想など、多様な内容が投稿されています。有名人や企業も活用しており、気になるアカウントをフォローすることで、その人の新しい投稿を簡単に確認できる仕組みです。このフォロー機能とフォロワー数が、Twitterアカウントの一つの指標となります。
データ収集と法律
SNSデータの分析では、データ収集時の法律面にも注意が必要です。自分が保有するデータをテキストマイニングするのは問題ありませんが、他者のデータを利用する場合は「情報解析を目的とした収集」が合法であると解釈されています。ただし、収集したデータそのものを第三者に渡すのは法律違反となるため、適切に加工する必要があります。こうしたルールを守ることで、安全にデータを活用できます。
正規表現の利便性
さらに、データ解析で欠かせないのが「正規表現」です。例えば、Twitterから収集したデータの中からURLを一括で削除したい場合、通常の検索では難しいですが、正規表現を使えば簡単に処理できます。この技術はSNSデータの整理だけでなく、他の場面でも役立つので、覚えておくと便利です。
リツイート数の分析
Twitterデータでは、リツイート数を活用した分析が効果的です。リツイート数が多い投稿には、トレンドや注目の話題が含まれていることが多いです。一方で、リツイートされにくい内容も見えてきます。こうした分析を通じて、SNS上の動向をより深く理解できるでしょう。
次回はさらに応用的な解析方法について触れていきます。どうぞお楽しみに。